ゴルフシミュレーター導入手引き

2016.11.22

お客様心理を理解してリピーターに!ゴルフシミュレーターの儲かるお店を作る方法

シミュレーションゴルフ店舗の開業時に気になるのは、どのように店舗経営を軌道に乗せるかということでしょう。
オープン時は認知のためにある程度の広告費をかける必要がありますが、韓国でのゴルフバン事例GOLF PARK Faraway上野店でも見られるように、繁盛店の客層はリピーターが6~7割を占め、広告費なしでも順調な経営をしています。
投資回収を早めるためにも、リピーターをいかに早く、多く作るかが勝負となります。ここではリピーターの心理を解説し、実際にリピーターを増やすための方法を紹介します。

お客様心理を理解してリピーターに!ゴルフシミュレーターの儲かるお店を作る方法1

シミュレーションゴルフリピーターのハートはこう掴め
「面白く」て「飽きない」ことが長く愛される秘訣

何事にも言えることですが、面白くて飽きないものとしてシミュレーションゴルフを位置づけられれば、リピーターを創出することができます。
では、どのようにすれば「面白い」「飽きない」ものとして認識されるようになるか。まず、マシンの精度が良く、臨場感があることが大前提としてあります。加えて「スコアを意識させる」ことができれば、満足度が上がり、面白かったからまたやってみたい、という心境にさせられます。そこにかぶせるように、「イベント性」も取り入れてみましょう。客を誘導することで「飽きない」仕組みを作り、リピーターにすることができます。
次から、具体的なアプローチ方法の一部をご紹介しましょう。

「面白さ」に気づいてもらうために、まずはマシンの使い方を覚えてもらう

ゴルフシミュレーターに親しんでもらう際に最初のハードルとなるのが、マシンの操作です。パソコンなどの操作に慣れている人なら、ゲームを始めること自体はさほど難しくはありません。それでも最初は、シミュレーションゴルフを楽しむためのポイント、コツのようなものがわからないのです。

スタッフはマシンのセッティングを行うだけではなく、最初の数ホールはそばにつき、ラウンドの進め方について説明をした方が良いでしょう。例えば以下のような内容です。

・距離と方向の見極め方といった基本的なこと
・風の影響を計算した上での、ショットの打ち方
・ライによる飛距離補正
・マシンによってはスタンスの傾斜も変わること
・パッティング時の確認方法

お客様心理を理解してリピーターに!ゴルフシミュレーターの儲かるお店を作る方法2

この中でもパッティングは、最も説明すべきポイントでしょう。なぜなら、通常のフィールドでのパッティング感覚として、大抵の人は「これくらいの距離だろう」と目算しながら打つのですが、シミュレーションゴルフだと目視ができないので、説明なしに打つと程度がわからず往復ビンタをしてしまい、スコアを落とす要因となるからです。

「せっかくのバーディーチャンスやパーオンが、パッティングがわからなかったがためにボギーで終わってしまった……」、こんなプレーヤーの嘆きが聞こえてきます。
逆にいうと、きちんと説明ができれば、普段意識してこなかったパッティングの距離感とふり幅が結びつくので、実際のフィールドのスコアアップも期待できます。これが説明されるかされないかで、顧客満足度が大きく変わるのです。スタッフ教育時に徹底させましょう。

特にゴルフのスキルが高い人であれば、適切な説明さえ受ければ最初からそれなりのスコアを出せるものです。良いスコアが出ることで「シミュレーションゴルフは面白い」と思ってもらい、リアルゴルフのプレー時と似た充足感や満足感を味わってもらう、このことが非常に重要です。

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スコアを意識するから「面白い」、コースの進め方もポイント

シミュレーションゴルフならではの魅力といえば、世界中の名門コースのラウンドを疑似体験できることにあります。セントアンドリュースはその最たる例です。しかし、名門コースはどこも難易度が高く、スコアを伸ばしにくいです。当然、客もどこかで理解はしているものの、ゴルフ初心者やシミュレーションゴルフが初めての方がいざラウンドした時、思いのほかスコアが伸びず切ない思いをしている方もいらっしゃることでしょう。

従ってスタッフは、客の実際のスコアなどをヒアリングしつつ、レベルに見合うコースを提案すると良いでしょう。シミュレーションゴルフのスコアは実際のスコアより10打くらい良いスコアで回ることができるので、それこそ実際のゴルフで100切りを目指している方には、沖縄のリゾート地で景観も素晴らしくOBがない「ザ・サザンリンクスゴルフクラブ」や、距離が短く女性や初心者に優しい「ロペ倶楽部」をおすすめすると喜ばれます。シミュレーションゴルフであっても100切りができるかできないかの瀬戸際を体験させることができれば次への意欲につながります。コース攻略も併せて伝えられれば顧客満足度はかなり高くなるでしょう。

店内コンペやオンライン大会などのイベントを開催して「飽きさせない」

ゴルフバーの良さといえば、レッスン施設や屋外練習場とは違って、基本的には仲間と仕事帰りにさくっとゴルフができる点にあります。雨の日や寒い日でも、屋内で手軽に楽しめるのが大きな魅力ともいえるでしょう。

この醍醐味をさらに広げるのが、大会などのイベントです。リピーターとなった人たち同士が参加できる店内コンペを開催すれば、“選手”としてのモチベーションが上がります。店内コンペは、シミュレーションゴルフだけではなく、フィールドゴルフでのコンペも定期的に開催している店もあります。

また、シミュレーションゴルフならではの大会として、オンラインによる他店舗との対抗戦があります。他の店と合同で大会を開き、オンラインでスコアを競い合えば、店舗内の常連同士の連帯感も生まれます。常連客を完全な固定客にしていくことにもつながるでしょう。
あるいは、こうした店舗が主催する大会とは別に、会社のレクリエーションとして店を貸し切ってコンペを行うケースがあります。常連客の希望などもヒアリングしながら、シミュレーションゴルフで遊べるパーティ会場としての展開も行えれば、これも集客に役立つでしょう。

お客様心理を理解してリピーターに!ゴルフシミュレーターの儲かるお店を作る方法4

新しいコースで「飽きさせない」

店内コンペやオンライン大会などに参加してくれるようになれば、その客は立派なリピーターといえます。
そしてどこの店舗にも、そのリピーターの中には必ずといっていいほど、イベント上位入賞常連組の「マニア層」が構築されます。いわば、「お店の主」です。この「マニア層」は、ゴルフシミュレーターやイベントを通じて、店舗に対して強いロイヤリティを示し、次々と友人に店舗を紹介していただける優良顧客です。こうした「マニア層」の方にも末永く楽しんでいただくためには、さらに飽きさせない仕組みを提供しましょう。
一番効果的な手法は、新しいコースの追加です。「マニア層」は攻略意欲が高く、ゴルフシミュレーター導入のコースは全てプレーし、攻略済みの場合が多いです。新しいコースの追加は、持続的に攻略意欲をかきたてるので非常に有効な方法といえます。

ゴルフシミュレーター店の常連客・固定客を作るには、中長期的なスパンで客を育てていくというスタンスを持つことが大切です。より多くの人がシミュレーションゴルフの魅力に気づき、面白さにハマってプレーヤー同士でコミュニティを作り、ゴルフ自体の腕も上達していく、そんなプロセスをデザインしてみてはいかがでしょう。

GOLFZONでは、「GOLFZON LIVE FESTIVA(GLF)」と称したオンラインコンペが、店舗規模から全国規模まで、年間数百回開催されています。また、実在のコースから仮想のコースまで、新しいコースもどんどん追加されます。このように、マシンの性能だけでなく、長く、何度も利用してもらう仕組みを取り入れていますので、ぜひ選択肢のひとつにいれてみてください。