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ゴルフで体重移動する際のポイントをご紹介

2021.02.10

皆さんはミスショットしてしまった際、ゴルフ上級者から「体重移動が出来ていない」と指摘されたことはありませんか?

不十分な体重移動で上半身だけで飛ばそうとすれば、身体に余計な力が入り、ヘッドアップにもつながります。

ヘッドアップすれば体が開くので、クラブのフェースも開き「スライス」や「シャンク」などのミスの原因になってしまうのです。

本記事ではゴルフのスイングにおいて大切なポイント「体重移動」についてご紹介します。

1 なぜ体重移動が大切なの?

クラブを振り上げてショットというスイングの一連の動きは、上半身や腕の振りがポイントだと思われがちです。しかし、理想的なスイングとされる形は下半身主導のスイング。これを実現するために大切なポイントが体重移動です。

セットしたボールに効率よく力を伝えるためには、スムーズな体重移動を行って体の回転力を増す必要があります。スイングに重力や遠心力などの力が加わるのです。

するとクラブの振りやヘッドスピードが格段に上がり、ボールへのエネルギーが最大化されます。より大きな力でのインパクトが実現し、飛距離がアップできるのです。

いかにスムーズな体重移動がスイングに大きな影響を与えるのかがお分かりいただけたのではないでしょうか。

次章ではスムーズな体重移動で意識するべきポイントをご紹介します。

2 正しく体重移動するためのポイント

2-1 体重移動は右足から左足を意識する

アドレス時は左右の足を均等にしましょう。

そしてスイングを開始すると同時にテークバックから徐々に右足に体重をのせ、ハーフスイングの状態で右足に全ての体重がかかる状態までもっていきます。

トップの状態では既に左足を踏み込み、3割ほど体重が移動している感覚で切り返し、ダウンスイングを始めましょう。

すると、パワーを生むための回転力が損なわれずにインパクトを迎えることが出来るのです。

2-2 軸をずらさない

体重移動の際は軸をずらさないことが重要です。

軸を作った状態で体重移動ができると体がブレず、ショットが安定します。アドレス時、インパクト時に軸が動いていない状態が理想的。

軸を保持した状態でスムーズな体重移動で効率的なスイングをして、そのをパワーをクラブヘッドからボールへと正確に伝えることでベストなショットが生まれるのです。

2-3 スイングはできるだけコンパクトに!

以前までは「ダウンスイングへの切り返しの時点でしっかりと左サイドに踏み込み、大きく体重移動することでエネルギーを最大化させる」という考え方が主流でした。

このスイングではエネルギーを最大化できるというメリットがあります。しかし、軸がブレてしまいスイングが安定しない要因にもなりうるのです。

そのため、現在では無駄な動きがない分、ブレが少ないコンパクトなスイングが一般的。

正確な飛距離が求められるアイアンを使用する場面では、特に軸がブレないことがポイントです。使用する番手によって意識するようにしましょう。

3 体重移動の練習方法

バックスイング時、トップで左足を地面から浮かせて、スムーズな体重移動ができているかチェックしてみましょう。

浮かせられない場合は体重移動が上手く出来ていないため、1本足の素振り練習がお勧めです。

まずはテイクバックで左足を上げた状態にして、ダウンスイングします。

実際のスイングで足は上げませんが練習時に左足を上げることで、右足の体重移動が左側ヘの移りやすく、トップ時に溜まったエネルギーはヘッドに効率よく伝えられるようになります。ヘッドスピードも増し。飛距離アップに繋がるのです。

まとめ

今回はスイング時の体重についてご紹介しました。

重要性など様々な角度から見てきましたがいかがでしたか?

特に、飛距離が求められるスイングではスムーズな体重移動は不可欠な要素。必ず習得しておきたいポイントです。

皆さんもぜひ、本記事の内容を参考に実践してみてください。