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ゴルフにおいてストレッチを行うことで 得られる効果をご紹介

憧れのゴルファーのようなスイングをしたい、そんな願望は誰にでもあるはず。

理想のスイングを習得するには、スイングの動きやクラブ選びなど色々なポイントがありますが、最も重要なことは身体の柔軟性です。

どんなに練習を重ねても、身体が固いと理想のスイングを身に付けるのが難しいでしょう。

また柔軟性があることで、ケガを防げて長い期間ゴルフを楽しめます。

そして柔軟性にはストレッチが不可欠。

今回、よりゴルフを楽しむためにストレッチの重要性や効果をご紹介します。

ぜひご覧ください。

1 ゴルフにストレッチは必要?

ストレッチの必要性に疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが、ストレッチはゴルフにとって必要です。

そもそもストレッチをスポーツ前に行うことで、身体がほぐれて競技中のケガや病気の予防に繋がると言われています。

そしてゴルフで重要な要素は、運動神経より身体の柔軟性という特性からも必要と言えるでしょう。

運動神経がスポーツにとって最重要と考えられるかもしれませんが、様々なコース形態を攻略するには、運動神経を活かして飛距離を伸ばしただけでは十分でなく、戦略性や戦術が求められます。

またゴルフは、身体を捻転させて溜まったパワーを一気に解放してボールを飛ばすスポーツ。

各部位の筋肉をゆっくりと丁寧に伸ばしていくストレッチを行えば、身体全体の柔軟性が増し筋肉の可動域が広がり、捻転もより深くなります。

またストレッチは呼吸を整えてくれるので、精神的な安定が訪れるといった効果も期待できます。

ラウンド前に緊張した際、ストレッチを行うことで落ち着かせるのも良いでしょう。

このようにストレッチを行うことで、身体に影響を及ぼすだけでなく、精神的にも好影響があるので、積極的に取り入れてみましょう。

2 効果別にみるストレッチとその効果


ここではゴルフのスキルアップが期待できる身体の部位ごとで、より高い効果が得られるストレッチ方法をご紹介します。

2-1飛距離を伸ばすには

誰しも飛距離は伸ばしたいもの。

それには効率よく肩甲骨を動かせるようになるのがポイントです。

腕の可動域を広げる役割がある肩甲骨のストレッチは、まず身体の正面で腕を伸ばした状態で手を合わせます。

その状態を維持して左腕が地面と平行のまま、右に動かしましょう。

ポイントは左の手のひらが地面を向いていることです。

そして初めの位置に戻し、そこから右の腕が地面と平行にしたまま、左に動かします。

ここでも右の手のひらが地面をさしていることに注意してください。

これら一連の動きを繰り返し反復していきます。

慣れなうちは、肩周りがキツイと感じるかもしれませんが、その感覚は肩周りに動的なストレッチがしっかりかけられている証拠です。

2-2スイングを安定させるには

軸を安定させることで、ボールの芯を外さずに飛距離アップに繋がります。

具体的なストレッチは、ゴルフクラブを肩にかけ、クラブの両端を両手で持ちます。

そこからクラブを地面に平行したまま、上半身を左右に回転させましょう。

初めのうちは、前傾せずに真っすぐに立つことを意識してください。

慣れてきたら、実際にスイングをする時のような前傾姿勢で行っても構いません。

このストレッチで注意すべきは、前傾姿勢で上半身を回転する際、肩を下げてしまわないようにすることです。

左手が地面と水平に動いているイメージで回転させると良いでしょう。

2-3力強いスイングを行うために

力強いスイングには、股関節の柔軟性がポイントです。

そして股関節の柔軟性がないことで腰が十分に回らないと、下半身が止まった状態でスイングを行ってしまいます。

この状態のスイングは、手だけでボールを打つ「手打ち」になってしまうことも。

そこで股関節に柔軟性をもたらすストレッチをご紹介。

まずドライバーショット時のスタンス幅で足を広げます。

そして壁に軽く手をついて、その状態で腰を落としていってください。

落とせない限界の一歩手前の感覚を感じたら、立ち上がります。

これらの動きを繰り返しましょう。

このストレッチを通じて、股関節周りの柔軟性がついてきます。

この動きのあとスイングを行うと、とてもスイングがしやすくなっているでしょう。

合わせて下半身の筋力強化にも繋がりますので、非常におすすめです

3 気をつけたいポイント

ストレッチを行うには、どのような頻度が望ましいのでしょうか?

週一回の練習前に1時間のストレッチより、日々の生活の中で、少しずつでも取り入れることで大きな効果が期待できます。

そのため、起床後、仕事中、入浴後、寝る前などで自分がやりやすい時間に10分程度でも毎日ストレッチを行うと良いでしょう。

また曜日ごとに「肩甲骨」や「股関節」といったように、ストレッチのテーマを分けることで飽きることなく続けられるのでおススメです。

またストレッチを行う際、無理をしないようにしましょう。

基本的にストレッチは「気持ちいい」という感覚の範囲内で行うものです。

まだ慣れていない頃の柔軟性が低い状態で、ストレッチを行うと痛みを感じる場合があります。

痛みを感じる箇所を過剰にストレッチしてしまうことを「オーバーストレッチ」といい、筋を痛める原因になってしまうのです。

過度の負荷を掛けることは逆効果となってしますので、注意しましょう。

4 柔軟性がついたらシミュレーターでスイングチェックを!

柔軟性が付いたことによるスイングの違いを確認できるゴルフゾンシミュレーター「GDR」を用いると、ストレッチの効果を実感できるでしょう。

専用のログインカードを用いた練習は、自身の全スイング動画を閲覧できます。

正面や背後から撮影されたスイング動画を観ることで、「手打ち」になっているかどうかの確認を行うことができるのです。

また、「ドライビングレンジモード」はロングレンジのため、ドライバーなどのロングショットでも球の着地を確認できます。

そのため柔軟性による力強いスイングが習得できたことを、飛距離の変化としてしっかりと見て取れるのです。

まとめ

今回はストレッチをご紹介しました。

ゴルフにおけるストレッチは、スイングを行うゴルフと言うスポーツの特性上、特に重要な要素であることをお分かり頂けたのではないでしょうか?

ご紹介したように良いスイングを行うには、身体のあらゆる部位が関係しています。

そのためストレッチを行い際は、特定の部位だけでなく幅広い箇所を意識して行いましょう。

スコアアップだけでなくゴルフを末永く楽しむことを目的に、無理の無いストレッチを日々のなかに取り入れてみてください。