GOLFZON

世界中のコースを体験 シミュレーションゴルフならではの楽しみ方をご紹介

2022.01.27

ゴルフを始めるハードルの高さの1つである「ゴルフ場への往復移動」。

マイカー所有率が低下傾向の中で遠方への移動は、これからゴルフを始めるにも継続するにもネックになってしまっていませんか?

ゴルフゾンのラウンド特化のゴルフシミュレーターには、セントアンドリュースや川奈ホテルコースなどの世界の名門コースをはじめとした210以上のコースが収録されています。

街中でも様々なゴルフ場でのプレーを楽しめるため、移動にかかるストレスを軽減してくれるかもしれません。

本記事ではシミュレーターでラウンドする際の楽しむポイント、収録されているコースをご紹介します。

これからゴルフを始める方、既にラウンドを楽しんでいる方も、ぜひご覧ください。

1 ゴルフシミュレーターでできるラウンドゴルフのメリット

「移動が大変」「冬は寒く夏は暑い」「プレイ料金が高い」など、ゴルフに感じるハードルはいくつもあります。

しかしゴルフシミュレーターでのラウンドはこれらを解決してくれます。

ここでは、シミュレーターでゴルフを楽しむ際のメリットをご紹介します。

まず移動が短いこと。

ラウンドを楽しめるシミュレーターは、街中のゴルフバーといった施設などにあります。

そのためわざわざ遠方のゴルフ場に出向く必要がなく、日常の移動動線の中でゴルフを楽しめるのです。

そして、シミュレーターでのラウンドは室内で楽しむものです。

空調の利いた空間でプレイ出来るため、寒暖をストレスに感じることはなく、さらに雨や雪などに悩まされる心配もありません。

最後に安価な料金でゴルフを楽しめるのは、最も重要なポイントでしょう。

現代では様々な余暇の過ごし方があるため、プレイ料金が高額であるゴルフから足が遠のいてしまっている方も多いのではないでしょうか。

ゴルフシミュレーターは、基本的に施設の利用料のみでラウンドを楽しめます。

毎回のラウンドで支払う数万円のプレイ料金にハードルを感じている方は、ゴルフシミュレーターでのラウンドがお勧めです。

2 収録されている有名人気コースをご紹介

ゴルフ好きの方は特にあらゆるコースを楽しみたいと考えているものの、現実では同じコースでプレーすることが多いですよね。

ただゴルフゾンのシミュレーターには200を超えるコースが収録されているので、憧れのコースを容易にラウンドすることが可能。

そして収録されているのは街中にゴルフ場があるシミュレーションゴルフならではのコースをはじめ、セントアンドリュースや川奈ホテルコースといった多くのゴルファーが憧れる名門コースです。

ここでは収録されているコースの中から、シミュレーションゴルフで特に人気のコースをご紹介します。

2-1 川奈ホテルゴルフコース富士コース

静岡県川奈に位置する「川奈ホテルゴルフコース」は、メンバーシップコースのため、原則メンバー同伴かメンバーの紹介がなければラウンドが出来ません。

そのため多くのゴルファーが憧れるコースのひとつです。

また川奈コースには「大島コース」と「富士コース」の2種類あります。

一般に「富士コース」のほうが、「フジサンケイレディス」が開かれているため知名度は高いのでは?

同コースは、バンカーとホールが自然の地形を生かして巧みに造られ、美しいレイアウトと難しさが秘められており「東洋一難しい」と言われ、アマチュアだけでなくプロでも苦戦するコースです。

そしてこの難コースを生み出したのが、チャールズ・ヒュー・アリソン。

イギリス人のアリソンは、日本のコース設計に大きな影響をもたらし「日本のコース設計の父」と言われています。

コースの歴史は古く、1938年にホテルが開設されたタイミングで川奈ホテルの経営者大倉喜八郎氏がアリソンにコースの設計を依頼。

アリソンは雄大な景色に圧倒されしばらく設計を躊躇していましたが、苦労の末に「富士コース」を完成させました。

「富士コース」は「東洋のリビエラ」と呼ばれ、1962年に世界アマチュアゴルフ選手権大会が開催されたことで世界的に注目されるようになりました。

また難コースの中で、多くのゴルファーたちが口をそろえて「難しい!」と頭を抱えたのが、終盤の16番~18番の3ホール。

ちなみにこの3ホールは、神様に祈らないとうまく攻略できないという理由から「アーメン・コーナー」という呼ばれています。

中でも17番ホールは、グリーンが山の頂上にあるかのような急斜面の場所にあるため、ラフに入ってしまえばすぐに崖から転がり落ちてしまいます。

プロでも苦戦する17番のグリーンは、「砲台グリーン」と呼ばれるほど癖の強いコース形態です。

2-2 GRAND PGM 総武カントリークラブ 総武コース

グリーンキーパー出身の富澤誠造の設計による総武コースは1964年に開場され、東、中、西の27ホールの構成です。

設計者がグリーンキーパーの経験があることから常にグリーンやコースの配慮があます。

また「のんびりとプレイできるコース」を主眼されており、フェアウェイの幅も広く距離もあるフラットな地形にレイアウトされた林間コースが特徴です。

現在では主流となっているゴルフ大会の日曜日開催。当時としては画期的なこの開催曜日を導入したのも総武コースが初めてです。

コース開場から2年後に開催された「日本プロゴルフ選手権大会」では、決勝ラウンドがギャラリーを集めやすい日曜日に設定されました。

最終ラウンドは「休日に開催」という、現在の慣例を作ったといえるでしょう。

そして今まで日本オープン、太平洋クラブマスターズ、サントリーオープンなど名立たる大会が開催されており、グレードの高いトーナメントコースのひとつです。

総武コースは定型的な林間コースであり、開けた景色から難易度を感じないかもしれません。

しかしそこはトーナメントコース。すぐに総武コースの難しさを感じるでしょう。

基本的に長めのコースの多く、またティーグランドからフェアウェアは真っすぐに伸びているため、ドライバーで距離を稼いだ方がよいケースがほとんどです。

そのためティーショットで曲げてしまうと、途端にグリーンが狙い辛くなります。

そして林が深いところが多いため、フェアウェイに出すのが難儀です。

これら特徴を踏まえた上でラウンドすると、綺麗に整備された林間コースを楽しめるでしょう。

2-3 ぺブルビーチ・GL

アメリカ・サンフランシスコから車で2時間半ほどに位置している「ペブルビーチ・ゴルフリンクス」。

ペブルビーチには、ゴルフリンクス以外に「スパイグラス・ヒル・ゴルフコース」や、「スパイグラスヒルGC」など、世界中のゴルファーがプレイを羨望する著名なコースがあります。

ぺブルビーチ・GLの歴史も古く、開場は1919年。

長い歴史の中で多くのトーナメントが開催され、特に5度の開催実績のある「全米オープン」では、数々の名勝負が繰り広げられてきました。

そんなぺブルビーチ・GLは、「世界一のリゾート」、「世界一のパブリック」と言われ、その魅力はロケーションの素晴らしさに加えてコースデザインです。

太平洋に面したカーメル湾に張り出すように造られたぺブルビーチ・GLは、海流の影響で天候が変わりやすい特徴があります。

しばしば突発的に霧が発生し、ゴルフ場の景色が一変することも。

プレイの度に新たな顔を見せてくれるため、ラウンドが飽きることはないでしょう。

そんなコースに魅了された世界のトップゴルファーも多く、ジャック・ニクラウスに「生涯であと一回だけスイングを許されるとしたら、私は迷わずペブル8番ホールのセカンドショットを選ぶだろう。」とまで言わしめたほど。

帝王がこんな言葉を残すほど魅力的な8番ホールの特徴は、フェアウェイが見えないほどの打ち上げにあります。

「コースの途中に崖超えや攻めづらい下り傾斜があり、さらに海風をどのように読むのか?」と高い技術力と戦略性が求められます。

このような難易度の高いコースにあるオーシャンビューと雄大な山々といった自然のコントラストも、多くのゴルファーを魅了しているのでしょう。

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ゴルフシミュレーター「GDR」について

3 まとめ

今回は、ゴルフゾンのゴルフシミュレーターでラウンドする魅力をご紹介しました。

なかなか遠出がし辛い状況が続くなかで、日本ではプレイすることが難しい、またTVで観ている憧れの世界の有名コースを気軽にプレイできるのがシミュレーションゴルフです。

暑さや寒さといった気候的なストレスを感じることなく、また安近短にラウンドを楽しめるのは、現代にあったゴルフの楽しみ方でしょう。

ゴルフ未経験の方、また多くのゴルフ場を楽しんでいる方も、ぜひ一度シミュレーションゴルフでラウンドしてみてください。