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【メディアで話題のシャロースイング】世界のトッププロが取り入れる技術をアマチュアゴルファーも活用したほうが良い理由は?

2021.06.28

多くのトッププロたちが取り入れている、クラブを寝かせて下ろす「シャローイング」をご存知でしょうか?

圧倒的なドライバー飛距離を誇るアメリカPGAツアーのプレーヤー達も実戦している「シャローイング」は、今ゴルフ雑誌でも取り上げられるほど注目されている切り返し方法。

飛距離の改善が期待できるため、プロだけでな、我々アマチュアゴルファーにとっても有効です。

今回は注目の切り返し方法の特徴や、その練習方法をご紹介します。

1 そもそもシャロースイングとは?

シャローイングは「浅い」を表す英語”Shallow”の動詞形。何が「浅い」のか?

それは、ダウンスイングでクラブヘッドがボールに向かって振り下ろされる角度が浅いのです。この浅い角度で振り下ろされるシャローイングは、切り返しの動作の一種のことでスイングの名称ではありません。

今では日本でも注目を浴びるようになりましたが、実は海外では昔から存在している切り返し方法です。

ベン・ホーガンやボビー・ジョーンズといったゴルフ史に残る名立たるゴルファー達も取り入れていました。

昔から一部ゴルファーが活用していたこの切り返しが、改めて注目されることになった理由は、スイングの科学的解析技術の進歩です。

今までは「ダウンスイングではクラブを立てる」と言われてきました。しかしながらこの方法は、トップからインパクトまでのヘッドの移動距離が短く、ヘッドスピードが上がり辛いのです。

また、インパクトゾーンでのクラブフェースを閉じることを意識するなど、技術性が求められます。

解析技術が進んだことで、これらデメリットがシャローイングで是正されることが判明しました。このことから、多くのゴルフ雑誌などで取り上げられる機会が増えたのです。

2 シャロースイングのメリット

シャロースイングのメリットとして挙げられるのは、まずヘッドスピードアップの効果。そして左右のブレも減ってショットが安定することです。

ヘッドスピードが上がる要因は、シャドースイングの特徴であるクラブヘッドが振り下ろされる角度が浅い=低いところから下りてくるためです。

これはインパクトまでのクラブヘッドの軌道が長いことを意味します。

このことでインパクトまでの距離が長くなることでボディーターンを効率よく使え、クラブヘッドを加速できる時間が十分確保でき、結果として飛距離を伸ばせるのです。

また浅い角度でスイングされることによって、インパクト時のフェースローテーションが自然と起きます。かつ鋭角なヘッド軌道だと体が起き上がり手元が浮いてしまうことも抑えられ、その結果としてショットの安定性が増すのです。

3 シャロースイングの打ち方を細かく解説!

シャローイングでショットするには、クラブを切り返して左腕が地面と平行になったとき、クラブヘッドが背中側に大きく倒れている状態を意識しましょう。

これらを実現するためのポイントをご紹介。

3-1手元から動かす

テイクバックの始動をグリップから動かします。このことでクラブが後ろに倒れてシャローしやすくなるのです。

背中の後ろにクラブヘッドを回すようにして切り返しに繋げると、自然とシャフトが寝ます。

この状態からのスイングではインサイドから降ろすことができ、インサイドから打てると、シャローに打ちやすくなります。

3-2トップで止めて垂直に降ろす

トップポジションでは、シャフトが飛球線よりも右を向かせずにヘッドの位置が後頭部側の状態にしてシャフトを倒します。この際、右手の平が空を向くようにすると感覚が掴みやすいでしょう。

そして、スイング時はで左足を付け根から回転させることを意識します。このことで、しっかりと左足に体重移動をしながら回転させることができ、手元が身体に巻つくように引きつけられて、スイングパワーを最大限に出来るのです。

これらの動きで、厚いインパクトを迎えることができます。

4 シャロースイングの注意点

特徴的な切り返しのため、実際に行う際の注意点をご紹介します。

まず切り返しの時、手を使って無理矢理シャフトを寝かせてはいけません。手に過度な力を入れないことが重要です。

海外では「フレクション」といわれる動きですが、トップで左手のグリップを手のひら側に折りキープしましょう。このことで、自然とクラブフェースが閉じられます。

その状態から体を回転すれば、ベストなインパクトポジションを迎えることができます。

また、右肘の動きです。シャローイングでは身体と手との距離をしっかりと確保することがポイント。

トップから切り替えし直後に右肘を脇腹の前に落とすようなダウンスイングでは身体と手との距離が狭くなります。

へそ辺りに右肘が入った状態でのクラブフェースは必要以上に開いてしまいます。

この状態から正しいフェースでインパクトさせるために、過度に左手首をひら側に折ることになり、ショットが安定しません。

上手くショット出来ていない場合、これらが要因かもしれません。記載の注意事項を意識してみてください。

GDRでスイングの練習をしてみては?

シャロースイングをゴルフゾンのゴルフシミュレーターで練習することが可能です。練習に特化したゴルフシミュレーターGDRでは、スイング動画を確認できる機能があります。

スイング正面と背後を捉えるカメラがあるため、ご自身のスイングがしっかりと動画として記録されます。

しかもスイング動画を確認できる機能では、動画を見ることができるだけでなく、画面上に線を引くことが出来るのです。線を引くことで、シャロースイングに最適なクラブの軌跡を取っているかについて、一目で分かるので、とても有効です。

ぜひこの機能を活用し、シャロースイングを習得してください。

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まとめ

今回は、話題の切り返し「シャロースイング」をご紹介しました。

ゴルフクラブの進化に伴って、ゴルフスイングの解析技術も進化しています。

世界の多くのトッププロが取り入れている理由をご理解頂けたのではないでしょうか。もし飛距離が稼げないといったスイングのお悩みがあれば、シャロースイングをお試しください。

最新技術があなたのベスト方法かもしれませんよ。