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アイアンの基本!ダウンブローショットについて徹底解説!

2021.06.01

「アイアンでなかなか飛距離がでない…」なんて悩みを抱えていませんか?

そんな悩みを抱えている大半の方の特徴は、球が高く上がってスピン量が多いこと。そのようなショットの改善にはダウンブローが有効です。

“アイアンはダウンブローで打つ”。ゴルフ経験者の方ならご存知の方も多いのではないでしょうか。

高い球を打つのは得意だけれど、低い球を打つのは苦手というかたのために、本記事では正しいダウンブローを打つことのできる方法とメリットについてご紹介していきます。

1 そもそもダウンブローって何?

ダウンブローとは、クラブヘッドが最下点に達する前やまだ下降を続けている途中でボールを打つこと

特に「アイアンはダウンブローに打つ」ということがゴルフでの基本のひとつと言われています。

最下点の手前を打つことで、ボールが若干芝に沈んでいてもクリーンにボールをとらえやすくなるのです。

ダウンブローのメリットは以下が挙げられます。

  1. 飛距離が出る
  2. 上から打ち込むので、スピンがかかってボールが止まるようになる
  3. 悪いライからでも球が上がる

低重心のアイアンでもダウンブローに打てれば、更に飛距離を出すことができます。

また、ライが悪い時でも影響がなく打てるのでダウンブローに打つことをおすすめします。

3つのメリットを心得て、飛ばしていくイメージを持角が良いでしょう。

2 ダウンスイングがうまくできないのは…

ダウンスイングが上手くできないゴルファーの多くは、アウトサイドインのスイング軌道でクラブが体から離れて下りてしまっていることが原因です。

トップスイングの捻転不足、トップスイングで左肩の回転が浅い、オーバースイング、スイングテンポが早いなど、すべてダウンスイングで上半身が下半身より先に動いてしまうことで起こってしまうのです。

ダウンスイングを上手く行うには、まずスイング軌道をアウトサイドインのスイングでなくインサイドのスイング軌道に修正することが不可欠なのです。

3 ダウンブローを使いこなすためのポイント

ダウンブローでは、スイングの土台となる下半身の使い方がポイント。

例えば右足に体重が残ってしまうスイングだと腕だけで振ってしまうので、ハンドファーストにはならないのです。

正しい足の使い方は下記の順番です。

  1. アドレスで股関節からの前傾をしっかり行う
  2. バックスイングで腰が回り過ぎない様に右脚内側でキープする
  3. 切り返しで右脚を蹴り、体で巻き戻す
  4. インパクトまではしっかり前傾角度をキープする
  5. からフォロースルーでは左脚は徐々に伸ばされる

ダウンブローに打つことは、何でもかんでも上から鋭角に打ち込めばいいと考えてしまうかもしれません。

しかし、ダウンスイングでクラブを急角度で振り下すと、フェースの刃が芝に刺さり、フォロースルーが取れなくなってしまいます。

体をスムーズに回して、回転に同調して腕を振れば自然にダウンブローに打てるというくらいシンプルに考えるのが良いでしょう。

4 ダウンブローの練習方法

自宅でもダウンスイングの練習は可能です。

トップの形を作り左足を踏み込む動きを繰り返して行いましょう。

その際に気をつけるポイントは下記が挙げられます。

  1. 肩が開いていないか
  2. 右肘が下を向いているか
  3. 手首とクラブの角度はキープできているか

肩が開く(飛球線方向に方が回っていく)と、踏み込んだ力が逃げてしまいます。スイング軌道もカットになりスライスしてしまいます。

踏み込むことで開き過ぎを抑え、クラブが体の正面から外れることなくインパクトが可能となるのです。

その際は手首とクラブの角度は90度をキープしてください。コックを保つことが飛距離アップへの近道なのです。

まとめ

今回はダウンブローについてご紹介しました。

アイアンではダウンブロースイングを行うことがゴルフの基本の一つ。

ダウンブロースイングを身に付けることができれば、ボールをとらえる技術が向上させることができるのです。

自宅でも簡単に練習が可能なダウンブロースイング。本記事であげてポイントを参考にぜひ習得してみてはいかがでしょうか。