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苦手意識のあるロングアイアンを使いこなしスキルアップを目指そう!

2021.12.29

「ロングアイアンはシャフトが長くて難しい」と感じているゴルファーが意外と多いのでは?

しかしロングアイアンを使いこなし、しっかり打つことができるようになればアイアンはもちろんドライバーなど、他のウッド系クラブもしっかり打てるようになるのです。

本記事では、ロングアイアンについて上達のポイントについて解説をしていきます。

1 ロングアイアンについて


ロングアイアンとは長距離に用いるアイアンクラブのこと。一般的には1.2.3.4番までのアイアンを指します。

形状の特徴としてはクラブヘッドが小さくてシャフトが長いので、インパクトすることが難しいと感じている人が多いクラブなのです。

難しいと思われる理由は以下が挙げられます。

  • ロフトが立っているので、ヘッドスピードがないと球が上がらない
  • シャフトが長いので取り回しやコントロールがしづらい
  • 重心の位置が高い
  • ソール幅が狭いことで、ウッドのように滑らせて打つことが出来ない
  • ヘッドが小さくスイートスポットが狭い

アマチュアのプレーヤーは同じロフト角のユーティリティやショートウッドのほうが取り回ししやすく、扱いやすいかもしれませんね。

2 ロングアイアンのメリット

ロングアイアンを打つことができるようになると、以下ようなメリットがあります。

  1. 球が必要以上に上がらないので風の影響を受けにくい
  2. 狭いホールのティーショットで使いやすい
  3. ウッドに比べてボールのコントロールがしやすく、曲がる球を打ちやすい
  4. 低い弾道で攻めることができる
  5. 林の中からボールを出すとき、木の枝の高さを気にせずに転がして出すことができる
  6. ランニングアプローチにも使える

アベレージゴルファーには難しいロングアイアンですが、使っている人も少ないので攻略しがいもあります。

思い切ってロングアイアンに挑戦をしてみるのもプレーの幅が広がるのでおすすめです。

3 ロングアイアンの打ち方のコツ

取り回しが難しいロングアイアンを打つときはインパクトゾーンを長くとって打つことが大切です。

インパクトゾーンを長くとって打つ方法をご紹介します。

  • まずは利き目でボールの右側面を見てアドレスをします。
    ボールを真上から見下ろすのではなく、右から払い打つイメージを強く持つことができると良いです。
  • ボールポジションを素振りをした際にインパクト位置でターフが取れず芝を擦るくらいの位置におきます。
  • ダウンスイングで頭をその場に残す「ビハインド・ザ・ヘッド」を行います。
    鈍角的にヘッドを下ろしてください。この時コックを早めにほどくことでクラブを鈍角に下ろしやすくなります。

上記の方法でボールの2~3cm手前からヘッドを滑らせることができるようになり、インパクト時にロフトが変わらない状態をキープできます。結果としてインパクトゾーンを長くとって打つことができるのです。

またボールに対してバックスイングを行う動作を数回行い、イメージをしっかりと持つことも大事です。

「ボールに対しボールの後ろ5センチ程度の場所でクラブを止めて再度バックスイングに戻る」。

この動作を繰り返すことで、よりベルブローでスイングを行えボールが打ちやすくなります。

4 ロングアイアンで気をつけるべきこ

4-1 上に高くあげると飛距離が出ない

良いショットを打とうとする時「高い球を打つ」意識が強くなりすぎていませんか?

ロングアイアンでは高い弾道は不要。

ロングアイアンで高い弾道を意識すると、ダフリのミスが出やすくなりたとえ高い弾道を打てたとしても左右に曲がりやすくなってしまいます。

まずはダウンブローでとらえる打ち方をマスターし、ロングアイアンのショットを ハーフトップで打てるようになりましょう。

4-2 スタンス幅を極端に広くしない

ロングアイアンを打つ際には、スタンスの幅はミドル・アイアンよりは少しに広めを意識しましょう。

特に初心者の方でボールを飛ばそうという意識が働くと、スタンスの幅が広くなる傾向が出てくると言われています。

ロングアイアンは、体の回転を使ってボールを打つのが正解。体を回転させることを念頭に入れておけばスタンスの幅は自ずと狭くなってきます。

4-3 低く打つ球も練習がおすすめ

林の中や木枝の中にボールが入ってしまい、低い球しか打てない状況がゴルフではしばしば起こります。

ロングアイアンのようにロフトが立っているクラブで打つことができれば、低くいい球を打つことも可能です。

しかし普段から練習をしないと、どのくらいの振り幅でどのくらいの距離が出るか理解するのはなかなか難しいもの。

普通の練習に加えて、ロングアイアンの低い弾道で30~100ヤードくらいを出す練習をすると効果的です。

またスイングで大切とされているビジネスゾーンと呼ばれる腰から腰までの部分を同時に練習もでき、振り幅が小さく良い当たりが出やすくなります。

5 ゴルフシミュレーターを利用したロングアイアンの練習方法

GOLFONの練習用シミュレーター「GDR」では、番手ごとでアプローチのより細かい練習ができる機能が搭載されています。

自分で距離を設定し、画面上でグリーンを再現することができるので、30ヤードにしてみたり、80ヤードにしてみたりと距離設定で繰り返しの連続練習によってロングアイアンがより習得しやすくなるのです。

10ヤード毎に黄色いターゲットが表示されるので、1球毎に自分の距離を調べながらプレーすることができます。

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ゴルフシミュレーター「GDR」について

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回、習得が難しいとされるロングアイアンについてご紹介してきました。

ロングアイアンの打つときはインパクトゾーンを長くとって打つことが大切です。

ただボールを高く上げることを意識すぎると飛距離がでなかったり、ミスショットが増える要因となりますので注意が必要です。

ロングアイアンを習得できれば、たくさんのメリットもあります。うまく使いこなせるようチャレンジしてみてはいかがでしょうか。