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ウェッジは何本?セッティングや選び方について詳しく解説

2022.01.26

ラウンドする際のコースに持っていけるゴルフクラブは14本までとされており、ゴルファーにとってそのゴルフクラブをセッティングすることは楽しみのひとつです。

ただバックの中にウェッジが何本あるべきか、セッティングについて悩んでいる初心者ゴルファーの方もいるのではないでしょうか。

本記事ではウェッジの役割、ウェッジの選び方、おすすめのウェッジ、練習方法まで詳しくご紹介しますので、ぜひセッティングの参考にしてみてください。

1 ウェッジとはどんなクラブ

ウェッジ (wedge) は 、距離の短いショット用にデザインがされたクラブです。

ボールを遠くには 飛ばすというよりも、球を高く上げたり バックスピンで 止まる球を打ったりするシーンで使用されています。

ウェッジの特徴はクラブフェースが上を向いてる点。クラブフェースの傾斜角度であるロフト角度によって使い分けるのがウェッジ使用する際のポイントです。

ピッチング・ウェッジ(PW)

グリーンの周りでボールを高めに上げて転がすランニングアプローチを行う際によく使用されるのがピッチングウェッジです。

モデルやメーカーによってロフト角度に差があり、アイアンセットに含まれていることが多いクラブのひとつ。

アイアンセットにあるピッチング・ウェッジの角度を目安にして、追加でそろえるウェッジの角度や本数を決めましょう。

サンド・ウェッジ(SW)

バンカーから砂と一緒にボールを飛ばす、エクスプロージョンに適しているクラブがサンドウェッジです。

通常のアプローチでも用いられ、バウンス角度の大きいサンド・ウェッジは、バンカーや深いラフからのショットが打ちやすくビギナー向けと言われています。

反対にバウンス角度の小さいサンド・ウェッジは、スピンを利かせたバンカーショットを打ったり、フェアウェイからショットに向いています。それぞれご自身の好みで選ぶと良いでしょう。

アプローチ・ウェッジ(AW)

前述したピッチング・ウェッジとサンド・ウェッジの間、それぞれのロフト角度の隔たりを埋めるウェッジです。
他に、フェアウェイ・ウェッジ(FW)やギャップ・ウェッジ(GW)という呼び方もあります。

 

・ロブ・ウェッジ(LW)

ボールを高く上げるシーン、例えばバンカーを越したり、グリーンにのせたりする際に使われるウェッジ。

ボールを高く上げることができるメリットの一方で、距離感を計りづらいデメリットも。

クラブセッティングにおいて、オプションとされることが多いようです。

2 ウェッジセッティングの基本


ウェッジ自体は100ヤード以内の距離グリーンに乗せるとき、またバンカーからの脱出で使用するので、距離が短いぶん正確さを必要とします。

またウェッジは、たくさんあれば良いというわけではなく、プレーヤーが、ピッチングウェッジをショットした際に、
飛距離が60ヤード以下という場合にはウェッジは2本用意していれば問題はありません。

またピッチングウェッジをショットして、100ヤード以上の飛距離が出るかたは、
3本以上のウェッジを使い分けることで、正確な飛距離を打てるようになるということです。

ビギナーはPWでのフルショットの飛距離を明確にしておきましょう。

<ウェッジの番手ごとの一般的な飛距離>

PWの飛距離 100~120ヤード
AWの飛距離 100~120ヤード
SWの飛距離 80~100ヤード
LWの飛距離 60~80ヤード

ウェッジの一般的なセッティングは、ピッチングウェッジのロフト角から6度刻みで選びましょう。

PWが44度であれば、AWは50度、SWは56度。

PWが46度であれば、AWは52度、SWは58度になります。

ロフト角が1度違ってくると、3~4ヤード刻みで飛距離が変わってくるので、

ご自分のPWのロフト角と、その飛距離に合わせたロフト角のウェッジを選ぶことが大切になってきます。

飛距離は人によって違うので、上記の飛距離を参考にしたセッティングにするのがおすすめです。

3 どんなセッティングがおすすめ?


ハザードやグリーン周りでツアープロが魅せる、ピンチを回避するウェッジワークの妙技は一流選手ならでは。

ここではウェッジセッティングのトレンドについてご紹介します。

PGAツアーでは56度と60度を入れている選手が7割以上。

主流は「52・56・60」セッティングが、主流です。

対して日本のツアーでは、「52・58」の2本セッティングが主流。

近年のPGAツアーでは、上位選手が60度以上のウェッジをセッティングしており、2010年の新溝規制施行後がきっかけで、高さをあげ止めることに重点を置くようになったからと見られるます。

ツアープロに対して、アイアンの買い替え頻度が高くないアマチュアの方は、
最新のアイアンを手にした場合、PWのロフトが3度大きくなる可能性もあります。

たとえば、現在のアイアンセットのPWが46度で、AWが52度だったのに対して、
最新のセットに変更してPWは43度で、AWとの差は9度も開くことになって、しっかりした距離の階段を作れなくなってしまいます。

アベレージゴルファーにとってウェッジでの距離の打ち分けは難しく、それは軽く打つとスピンがかかりにくかったり、高さが出なかったりするので狙ったところに止めるのは難しい。

そういうことから、ウェッジを4本〜6本にして、ロフトで距離を打ち分けられるようにしたほうがトレンド的にも良さそうです。

また、ラウンドをするコースのマネジメントで、ウェッジの本数を決めるプレーヤーもいます。

コースが長く、ショットで飛距離を稼ぎたい時、フェアウェイウッドを増やすと距離を稼ぎやすく有利です。

反対にショートコースを中心にすると、フェアウェイウッドを減らし、ウェッジを増やすことで、アプローチで有利に。

ご自分のゲームプランに合わせ、ウェッジセッティングを考えられるようになると、コースマネジメントも考えやすくなるので、プレースタイルをよく考え、どのようにスコアメイクをしていくのかでバッグに入れるウェッジの本数を決めていくのも手です。

4 ゴルフシミュレーターでどんなウェッジがあっているかを調べてみよう!

練習用ゴルフシミュレーター「GDR」では、ウェッジ設定でロフト角を選ぶことができ、また飛距離が数値化されることで、より細かな練習が可能です。設定はタッチパネルで簡単に操作ができます。

ウェッジとロフト角を選択し、自分で練習したい距離で、繰り返しアプローチの練習をしましょう。

繰り返しの練習にて、ご自分の飛距離を確認した上でご自分のウェッジセッティングを考えられるようになるということになります。

まとめ

いかがでしたでしたか?

ウエッジの選び方とセッティング方法についてご紹介をさせていただきました。

スコア向上にも役立つ、ショートゲームの中でもカギを握る大切なクラブ。

色々な状況にてウェッジを使い分けることが、重要なスコアメイクのポイントですが、
ご自分の飛距離に合ったセッティングすること、コースのマネジメントから決めるということが
ご理解いただけたでしょうか。

ご自身のセッティングの際に、こちらの記事が役立つことができれば幸いです。