これで安心!打ちっぱなしデビュー前に初心者が押さえておきたいポイントまとめ
「ラウンド前に打ちっぱなしで練習してる」というゴルフ初心者の方が多いのではないでしょうか。
打ちっぱなし練習場は、初めての方には敷居が高いようなイメージがあるかもしれませんが、実際はカジュアルで気軽に楽しむことができるんです。
そこで本記事では、打ちっぱなしに行った時の受付や利用方法、注意点についてご紹介します。
1 打ちっぱなしデビューに必要なものは?
初心者の方はそもそも打ちっぱなしに行く際、どのような準備をする必要が分からない方が多いのではないでしょうか。
ゴルフコースと異なり、打ちっぱなしに行く際の服装には決まりはありません。
しいていうならスイングしにくい服装や動きにくい格好を避けた方が無難というくらいなもの。
またシューズに関してもソールやヒールが高いものは、スイングしにくいためこれも避けたほうがよいでしょう。
運動するので夏場など汗をかく状況を想定し、タオルなど用意しておくと便利です。
次にゴルフアイテムですが、ゴルフグローブは用意する必要があります。
スイング時にクラブとの摩擦をカバーしてくれるアイテムであるグローブは、レンタルではなく自身にあったサイズを用意したほうがよいです。
ただし、グローブを販売している練習場もありますので忘れた場合でも問題ありません。
「そもそもゴルフクラブは?」と思われる方も多いかもしれませんが、クラブは練習場で有料レンタルされていることがほとんど。
初心者がレンタルするには、まず長さが中間にあたる7番アイアンが最適。他にドライバーなど2~3本借りれば十分です。
練習場利用の費用ですがボール1球がおおよそ5~12円くらい、1,000円~3,000円が相場です。
地域や場所、利用日によって違いがあるため事前にHPで確認しておくと安心です。
2 デビュー前に押さえておきたい手順やマナー
初めて打ちっぱなし練習場を利用する場合は、どのように利用してよいか分からないですよね。
練習場の多くは、おおよそ土日祝日は朝8時など早い時間帯からオープンし、夜10時までの営業時間が多いです。
打ちっぱなしにきたらまず、受付近くの自販機で打席料などの支払いが行えるプリペイドカードを購入し、受付に渡しましょう。
複数階ある練習場の場合、1Fと2Fなどの打席位置を聞かれますので、希望を伝えます。
このタイミングでクラブなどのレンタルを行う際は希望アイテムを申し出ましょう。
打席への入場ですが特に指定が無い場合は空いている打席を使用します。
周りの打席使用が無いほうが気にせずに練習できるので、初心者の方は周囲が空いている打席を選ぶのが無難です。
次にボール購入です。
ボール購入にも先ほど購入したプリペイドカードを使用します。
そこからストレッチなど行った後、いよいよ練習開始です。
練習時の注意点として最も気を付けなくてはいけないのが、クラブがすっぽ抜けた際の対応です。
発生した際、決して自分では取りにいかずスタッフの方を呼ぶようにしましょう。
またダフってマットが前方に飛んでしまった際も同様です。
多くの球が飛び交っているレンジに出ることは極めて危険な行為のため絶対に止めましょう。
終了時は、飲み物などテーブル周辺のゴミなどを片づけてから、フロントへ戻り借りていたクラブなど返却し退店し終了です。
一度流れを知ってしまえばそれほど難しくはありません。ただ打ちっぱなし練習場によってこまかなルールが異なる場合もありますので、事前にしっかりチェックしておくようにしましょう。
3 打ちっぱなしで行う練習
実際に練習場に行く際の意識したほうが良いポイントや効果的な練習の流れについてご紹介します。
まず大切なのがその日の練習する目的を意識することです。
ドライバーのスライスを直す、100ydのアプローチを正確に繰り返すなど、闇雲に”打ちっぱなし”するのではなくテーマを決めましょう。
また経験が浅い方は全てのクラブを持参する必要はありません。
多くのクラブがあることでテーマがブレてしまう懸念があり、クラブ毎で上手くいった理由やいかなかった理由を振り返ることが困難になるためです。
通い初めのころは、ドライバー/7番アイアン/ウェッジ(パター)の3本に限定するのがおすすめ。
打席に着いたらしっかりとストレッチを行いウォーミングアップから始め、ショットに移ります。
練習するクラブの順番は特にありませんが漫然とショットし続ける懸念があるので、各クラブに対する使用打球数は決めた方がいいかもしれません。
各クラブの練習ポイントですが、ドライバーは飛距離に固執せず弾道をイメージしましょう。
また、アイアンは音を気にかけましょう。
打ちっぱなし練習場とコースの大きな違いは芝の有無です。
そのため打ちっぱなし練習場の人工芝は滑りやくダフリが少なくため、ミスショットが起きにくいと言われています。
そのためショット時の”音”に耳を傾けることが重要になってきます。
ミスショット時は”ドスっ”といった低い音で、上手くインパクト出来た際は”タンっ”という小気味いい音がします。
それらの音の違いによってショットうまく行ったかどうかを判断出来るのです。
練習場での練習はコースと異なり環境が変化せず、飽きが来てしまいがち。
そのため慢心せず常に決めたテーマを意識し、忍耐強くまたショット毎の反芻を行うことが大切なんですね。
4 打ちっぱなしを楽しむポイント
練習場に行くからにはしっかりと練習に取り組み、ゴルフを満喫したいですよね。
快適に過ごすには出来るだけ混雑時を避けたいものです。打ちっぱなし練習場が最も混むと言われている時間帯が金土日祝の夜。
平日の午前中かお昼頃が混雑しておらず理想的。また平日利用ではボール代が安い場合が多いとういメリットがあります。
もし平日利用が可能でしたらそちらに試してみるのはいかがでしょうか。
また、土日などしか都合が合わない場合は、出来るだけ午前中を狙うと比較的空いている可能性が高いのでおすすめです。
また、打ちっぱなしには1人で行ったほうが良いか、それとも複数かという疑問をよく耳にします。
1人で打ちっぱなしに行くと、打席に貴重品を置いたまま離れにくい場合もあり、また初心者の方は特に練習場に慣れていない期間では不安があるかもしれません。
ただしスタッフの方に正直に慣れていない旨を伝えておければ、色々と丁寧に案内してくれますし問題はないでしょう。
また、1人だと練習の進めるペース等をコントロールしやすいと言ったメリットも挙げられます。
複数で打ちっぱなしに行った場合、練習内容など同伴者と歩調を合わせる必要があります。
そのため自分のリズムを掴み辛い可能性がありますが、同伴者が経験者ならその方からの客観的なアドバイスを逐一受けられるメリットがあります。
まとめ
今回は初心者の方でも安心して打ちっぱなしに行けるよう、使用方法の流れからポイントについてご紹介してきました。
一般的なマナーや注意事項を守る必要がありますが、気軽に楽しめるのが打ちっぱなしのよさです。
中には幅広い層のニーズに応えられるようにショット解析サービスなど様々なサービスが提供されてい場所もあります。
特定の練習場だけに拘らず、WEBなどを活用し情報をキャッチアップしていくことで、新たな発見があるかもしれません。
満足度の高い時間を過ごすためにも、アンテナを高めておく方が良いでしょう。
初心者の方は本記事を参考に打ちっぱなしデビューをしてみてはいかがでしょうか。